ピィース!
熱帯地方の海水と川の水が交わる水辺付近には、マングローブと呼ばれる植物が繁っている。しかしなぜ、塩分の混じった水の中でも育つのか。マングローブは根で塩分を濾過するという。とはいえ、完全に濾過できるわけではないらしい。一本の木の中の、何枚かの葉が、自ら犠牲になって、濾過しきれなかった塩分を蓄積するというのだ。やがて、塩分を蓄積した葉だけが、黄色に変色して、枯れ落ちる。そしてマングローブの木は生き続ける。さて、人間界はどうだろうか。ひたすらジブンの利益だけを追求する人々が多い昨今、人間もマングローブみたいだったら、戦争なんて、おきやしないンじゃないかと思う夏。この季節、白岳「しろ」は冷蔵庫でギンギンに冷やして飲むとウマイ。人間も同時にアタマを冷やしたほうがいいかもしれない。
Creative Director + Copy Writer:松木圭三
Creative Director + Art Director:副田高行
Designer:伏屋雅美
☆日経広告賞優秀賞