クラレの新グループマーク発表会にて。
*多重音声でお楽しみください。
(主音声)え〜、本日は皆さま、お忙しいところお集りいただきましてありがとうございます。さて、皆さまにお伝えしたいことがあります。実は、この度、クラレ創立80周年というこの節目の年に、クラレグループを表す統一的なマークを制定することになりました。一番の特徴はkurarayというローマ字体に統一したことでありましょう。その理由を申し上げますと、これからは地球という「グローバル」な大きな市場を見据えて…(他社の話を一方的に聞かせられるのも退屈ですよね。それでは、ここで、副音声をお楽しみください)。(副音声)「グローバル」といえば…。今ここにひとつのアンケート調査があります。テーマは「今、日本が一番世界に誇れること(*クラレ調査)」です。さて、あなたなら何を思い描きますか?国の構造改革が進む中、コツコツと地に足をつけて何かを生み出すよりも、巨額の資金を動かして財を得ようとする人たちがはびこる時代、はたして、日本が世界に誇れることは(もしかして「お金」だったりして…)?調査の結果は、意外でした。第1位は、なんと「技術」。その内容は最先端の技術力から職人技まで幅広い分野に及んでいました。ものづくり大国の凋落が危惧されている今日の日本ですが、まだまだ多くの人たちが「日本の技術」を信じて胸を張っているという事実にうれしくなりました。ちなみに2位は「平和」、3位は「自然」。改憲の声も聞こえ、環境問題にも揺れる昨今ですが、こちらも心地よく裏切られ、まずはホッとできる結果でした。さて、主音声はどうなっておりますか…。(主音声)え〜、「技術」といえば…、このグループマークをよく見ていただきたいのですが、Kurarayのrayの部分が斜体になっております。何故、この部分を強調したか申し上げますと、企業の動的なイメージを表現していることもさることながら、rayとは英語で光、つまりそこではクラレがこれから注力していく分野の一つ「光学材料」への意気込みも表しています。一例をあげますと…、クラレはこの度、発光ダイオードをしのぐ可能性を秘めた「超高輝度無機EL(エレクトロ•ルミネッセンス)発光材料」の開発にも乗り出しています。従来品よりもケタ違いに明るいこの新しい「無機EL」は省電力で寿命も長く、液晶ディスプレイ用バックライトや照明器具など幅広い分野で実用化が期待できるものであります。僭越ながら、この技術はまさに未来への「光明」といいましょうか、私たち人類の希望の光ともいいましょうか…(話が大きくなってまいりましたので、副音声をお聞きください)。(副音声)「光明」といえば…、英語の辞書を、ちょっと、ひもといてみました。rayとは確かに「光線」を意味しますが、追って見ていくと…「ひとすじの光明」、「希望のひらめき」、という訳もあるのですね。なるほど、「技術が未来への光明になる。技術が希望の光になる」ですか…。まんざら主音声の話も大袈裟ではないようで…。(主音声)え〜、というわけでありまして、クラレは創業80周年というこの機会に、まさしくこの新しいグループマークのように、「80すぎて、明るくなります。軽くなります」。そして、技術が人間社会の光明となるべく日々研鑽努力していく所存でございます。え〜、それでは皆さま、新しいグループマークの発表を祝して、乾杯の前に、この私が1曲、歌わせていただきたいと思います。曲名は…(どうぞ、皆さま、ご遠慮なく副音声にチェンジしてください)。
時代と、関係しています。クラレ
Creative Director + Copy Writer:松木圭三
Creative Director + Art Director:副田高行