先が見えないと案じなさんな。
先が見えたと嘆きなさんな。
コープさっぽろは本日、50周年を迎えます。この節目をどうとらえるか、この数年、いろいろと検討してきました。まずは言うまでもなく北海道の皆様に支えられてきた50年でした。厚くお礼を申し上げます。しかしココロからのお礼は、これからの50年を考え、アイデアを練り、いち早く実行することだと考えています。そこでこの機会に、私たちは「人と人」、「人と食」、「人と未来」をさらにつないでいこうと計画をしています。おなじみの「宅配トドック」や食事をお届けする「配食サービス」では、道内の各市町村と協定を結び、離れて暮らすお年寄りの見守り活動も同時に行うようになりました。「宅配トドック」の担当者全員は「普通救急救命の講習」を受け始めました。配食のメニューも「健康管理食」や「幼稚園給食」、「産後食」に加えて、「やわらか食」や「きざみ食」、「ムース食」もご用意するようになりました。「移動販売車カケル」は、新たなコースに加え、既存のコースでもご要望に応じて停車位置を見直すなど、より便利になるように進化しています。カバーするエリアも今では全道124市町村になりました。また店舗では、北海道の選りすぐりの農産品や海産物を使用し、道内の工場で生産する「北海道100」や、道内での製造にこだわり、栄養成分の含有量や1日あたりの摂取目安量に対する割合、カーボンフットプリントも記載した「なるほど商品」、さらには道産のお米を飼料に活用し、肉類だけではなく乳製品や卵までも商品にした「黄金そだち」など、北海道のおいしい食べ物をたくさんご用意できるようになりました。さらには子供たちが健やかに育つように1〜2歳のお子様がいる組合員さんのご家庭には年に3回、計4冊の絵本を無償でお届けする「えほんがトドック」をはじめ、原発事故の影響で満足に遊べない福島の子供たちを招く「大自然北海道ツアー」、ユニセフ募金を通じてブータンの学校に安全な水と衛生的なトイレの設置を支援する「水と衛生のプロジェクト」、店舗のレジ袋をご辞退された費用を寄金として全道で植樹活動を推進する「コープ未来の森プロジェクト」なども進行中です。職員と組合員さんをつなぐ。組合員さん同士もつなぐ。組合員さんと生産者さん、さらには生産者さん同士もつなぐ。北海道の大地や海からいただく豊かな恵み、美しくも厳しい環境から学んだ知恵や知識を北海道のすべての人たちと、ずっと先の時代まで分かち合いたいと思っています。今後も世の中の変化を、時には望遠鏡で遠くを眺め、時には虫眼鏡で手元を見つめながら、一歩ずつ、着実に、確実に成し遂げる決意でいます。「つなぐ」。私たちがどこまで実現できるか、これまで以上に厳しい目で見ていてください。いっしょに100まで、どうぞよろしくお願いします。
Creative Director + Copy Writer:松木圭三
Creative Director + Art Director:廣村正彰
Designer:阿部航太・関根早弥香